紅茶に入れる砂糖の種類と歴史について

紅茶に入れる砂糖の種類と歴史について

★紅茶に入れる砂糖について

紅茶に砂糖はイギリス発祥の文化であり、甘い紅茶は私たちの身も心も癒してくれる素敵な組み合わせです。

砂糖と一口に言ってもいくつかの種類があり、紅茶に入れる砂糖の種類によって味が変化します。

砂糖の種類と紅茶との相性と、特徴について理解する事で、使い分けなどもする事が出来ます。

★紅茶に入れる砂糖の種類と相性

紅茶に砂糖を入れる習慣は、日本人にとっては珍しいものではないです。喫茶店などで紅茶を注文すると必ず砂糖やガムシロップなどがついてきます。紅茶の豊かな風味に甘みが加わることによって、心も体も休まることが出来ます。

紅茶に入れる砂糖について考えたことはないと思いますが、砂糖と一口に言っても多くの種類があり、砂糖の種類によって紅茶の味や香りが変化します。

砂糖の種類と紅茶との相性、味や香りを理解する必要があります。

★紅茶に入れる砂糖の種類について

紅茶に入れる砂糖と言えばグラニュー糖や角砂糖ですが、砂糖の種類としては上白糖、三温糖や黒砂糖などが一般的です。

それぞれの種類の砂糖と紅茶との相性について分かっているとより美味しく紅茶が楽しめます。

グラニュー糖は、結論から言うと紅茶と最も相性の良い砂糖です。グラニュー糖が最も相性が良いとされる理由としては、グラニュー糖は最も溶けやすく、クセの無い砂糖だからです。

グラニュー糖は甘みもさっぱりとしており、紅茶の水色を鮮やかにする効果も期待できます。

砂糖としての癖が無く、程良い甘みによってカテキンなどの渋みを抑制する効果もありおすすめです。

角砂糖はグラニュー糖を四角く固めた砂糖ですので、基本的な性質としてはグラニュー糖と同じになります。

上白糖は、日本の過程では最も一般的な砂糖が上白糖です。上白糖はグラニュー糖と比較すると少し癖があります。

グラニュー糖よりも甘みが強い事から紅茶の味を変えてしまう可能性も懸念されます。

気にするほどの変化ではないと感じる人が大半ですが、紅茶の味や香りを若干変化させてしまうのは事実であるので、注意が必要です。

三温糖は、砂糖を作る際の糖液を加熱させ過ぎることによって作られる砂糖です。

水分を適度に含んだしっとりとした黄褐色の砂糖です。カラメルに近い風味とコクが魅力であり、煮物や佃煮によく使われています。

三温糖は独特の香りがある事から基本的には紅茶には合いません。

この独特の香りやコクが好きという方にはおすすめです。基本的には紅茶の風味を邪魔しない砂糖がおすすめですが、砂糖が持つ風味が好きな場合など、好みによって大きく異なりますので、試してみる事も良いと思います。

黒砂糖とは、サトウキビの煮汁を煮詰めて作られる黒褐色の砂糖のことです。

サトウキビ由来のアルカロイドなどの成分を含んでいる為、糖分は80%程度と砂糖の中で最も低い糖度という特徴があります。

ミネラル分も豊富に含んでいるので、渋みや苦みもある独特の味わいが特徴です。

その独特な風味から用途を選ぶ砂糖であり、紅茶に好んで入れる人も多くないです。

クセが強いことから基本的には紅茶には適していない砂糖ですが、黒砂糖独特の風味が好みの方も中にはいます。

他にも紅茶にハチミツを入れる方も少なくないです。

ハチミツは中に含まれている鉄分によって紅茶の水色を黒ずませてしまう可能性がある為、おすすめ出来ません。

基本的に好みの部分が大きく影響するので、そこまで心配する必要はないと言えます。

★紅茶に砂糖を入れはじめたきっかけ

紅茶に砂糖を入れる飲み方はイギリスからと言われています。

紅茶に砂糖を入れる飲み方はイギリスから生まれたようで、17世紀当時、希少で貴重品かつ舶来品であったお茶と、同じように希少で貴重品かつ舶来品であった砂糖を組み合わせて飲むことが、貴族や上流階級などの高貴な身分の人たちの最高の贅沢とされています。

お茶も砂糖も当時は貴重な薬品でもあったようで、高貴な身分の人たちの飲み方としては、中国産の紅茶に西インド諸島産の砂糖を入れて中国製の磁器で飲むことが上流階級のステイタスシンボルになったそうです。

現在では普通に紅茶に砂糖は当たり前ですが高級な飲み物とされていました。18世紀中頃から19世紀にかけて砂糖が大量生産され値段が大幅に安くなった事とお茶に対する輸入関税が引き下げられる事でお茶の値段が安くなったのが重なり、一般の人々にも広まっていき国民的飲料になりました。

お茶や砂糖の拡大は中国とのアヘン戦争の引き金や奴隷制度の増大の原因となったと言われています。

★紅茶に入れる砂糖のまとめ

紅茶は多くの人に愛されていますが、砂糖を入れて飲む事は一般的です。

砂糖にも種類があるので、合わせて理解しておくと良いです。

それぞれの好みで砂糖の種類を選択すると良いですが、紅茶に合う合わないがある事は意識して紅茶を楽しむと良いです。

合わせて紅茶に砂糖を入れるキッカケや歴史も興味深いポイントです。

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