紅茶の飲み過ぎによる成分による影響と適量について

紅茶の飲み過ぎによる成分による影響と適量について

★紅茶の飲み過ぎについて

紅茶は世界各国で愛されていますが、極端に飲み過ぎた場合は体調が悪くなるケースが報告されているので注意が必要です。

飲み過ぎた際の不調の原因は、紅茶に含まれる成分の過剰摂取によるものと言えます。

★紅茶を飲み過ぎた時のカフェインの影響

紅茶やコーヒー、緑茶などにはカフェインが含まれていて、通常の量を飲むのであれば問題ありませんが、過剰摂取の場合は体に大きな影響を及ぼします。そもそもカフェインとは、もともと自然界に存在する塩基性化合物アルカロイドの仲間で、茶葉やコーヒー豆などに含まれています。

カフェインには解熱や覚醒、利尿などの作用があるので、最近では集中力や運動能力の向上などの効果も注目されています。

紅茶を飲み過ぎると胃痛や腹痛が起こります。

カフェインを摂取すると、胃酸の分泌が活発になり、空腹時に大量の紅茶を飲むことで、胃酸の分泌によって吐き気や胃痛が起きる場合があります。

食道の筋肉が緩むので、胃の内容物が逆流するケースもあり、腸が刺激されて腹痛が起きることもあります。

紅茶を飲み過ぎると下痢になる可能性もあります。

カフェインを摂取した際に下痢を引き起こす原因は、いくつかあり、カフェインを摂り過ぎると交感神経を刺激して胃腸の働きを弱める理由やカフェインが水分の吸収を阻害するために下痢を引き起こすという説などがあります。

カフェインによる利尿作用で体内の水分が排出されると反対に便秘になる可能性もあります。

★紅茶の飲み過ぎによるタンニンとカテキンの影響

タンニンは、天然の植物に含まれるポリフェノールの一種で、渋みや苦味があります。

カテキンとはタンニンの仲間で、紅茶にはエピカテキン、エピガロカテキンガレートなどが含まれています。

ポリフェノールやカテキンの抗酸化作用やガンの予防などの効果が話題になっています。

紅茶に含まれるタンニンは、たんぱく質と関わって皮膚を引き締める収斂作用があります。

タンニンは腸の粘膜に働きかけて下痢を抑える作用もありますが、極端に飲み過ぎると腸が引き締まり便秘になることがあります。

貧血の人は紅茶を飲み過ぎに注意をする必要があります。貧血とは、血液内のヘモグロビンなどの量が不足している状態を指します。

女性は、ヘモグロビンを構成する鉄が少なくなる鉄欠乏性貧血になりやすい傾向があり、紅茶などに含まれるタンニンは、摂取すると体内の鉄と結合してタンニン鉄に変わり、腸での吸収が悪くなる性質があります。

貧血の人は、タンニンが含まれる紅茶などを飲み過ぎないように気をつける必要があります。

紅茶を飲み過ぎると気持ち悪くなり、吐き気がする事があります。

カテキンの仲間のエピガロカテキンガレートは、たんぱく質と結合する性質があるので、摂取しすぎると口の中が不快になり、胃が収縮したりする症状が現れます。

紅茶の原料の茶葉は、夏になるとエピガロカテキンガレートの含有量が多くなることがわかっていて、春に収穫された茶葉を使用した紅茶は刺激が少ないと考えられています。

紅茶にはシュウ酸と呼ばれる成分も含まれており、飲み過ぎると体に支障が出ることがあるので注意が必要です。

★紅茶の飲み過ぎによるシュウ酸の影響

紅茶に含まれるシュウ酸とはシュウ酸は、ほうれん草やキャベツなどの野菜やお茶類に含まれている成分で、通常は体内でカルシウムと結合して排出されます。

シュウ酸の量が増え過ぎる事で尿の中でカルシウムと結合し、結石となって腎臓の働きや尿の排泄に支障が出る場合があります。

紅茶を飲み過ぎると結石になる可能性があり、紅茶を極端に飲み過ぎるとシュウ酸の摂取量が増え、結石になる可能性があります。

結石は動物性たんぱく質やカルシウムの摂取との兼ね合いもあるため、紅茶だけが結石の原因と断定されないですが、結石ができやすい人は、普段の食事では動物性たんぱく質を控えて、野菜やカルシウムを意識して摂る必要があります。

★紅茶を飲み過ぎないための適量について

紅茶の適量は、カフェインの観点から見ると1日5杯くらいで、結石ができやすい人は1杯から2杯、フッ化物を考慮すると4杯くらいが目安になります。

それぞれの成分は他の食品にも含まれているため、実際には1日にこれ以上の数値を摂取していることになるので、あまり過剰摂取は良くないです。

人によって紅茶の適量は異なりますが、特に妊娠中は、カフェインの摂取に注意する必要があります。カフェインは子宮内の血管を収縮させる作用があるので、飲み過ぎに気をつける必要があります。

★紅茶の飲み過ぎについてのまとめ

紅茶は世界中で愛されている人気の飲み物で、日本でもポピュラーな飲み物ですが、カフェインやタンニンなど多くの身体に影響をする成分が含まれているので、摂取する時には適量を守り紅茶を飲む事が肝要です。

人によって適量は異なりますが、それぞれ自身の紅茶の適量を理解する必要があります。

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