香りとフレーバーに癒し効果のある紅茶が大好きです。
自宅にはいろいろなフレーバーの紅茶をストックしています。
頂き物で、あまり好きではないフレーバーがあり、ずっと飲まないでいたところ賞味期限が切れてしまいました。
そこで、紅茶の賞味期限はどのくらいの期間が設けられているのかを調べてみました。
目次
紅茶の賞味期限は未開封の場合で1年から3年を記載している場合が多いです。
しかし、紅茶の製造日が“、紅茶の製品ができた日”と“紅茶を生産している工場で茶葉が製茶された日”のどちらを設定するかがあいまいなため、賞味期限は各メーカーで設定しています。
紅茶の風味は開封した場、毎日劣化していきます。
数日であれば、ほとんど風味の劣化は気が付きにくいものですが、3週間もたてば風味が落ちている事に気が付きます。
ですから、開封した場合は風味の劣化を防ぐためにもなるべく早く飲むことをおすすめします。
紅茶の茶葉はとてもデリケートです。
最後までおいしく紅茶を飲めるように、正しく保管をしてください。
ここでは正しい紅茶の保存方法について紹介します。
紅茶は温度変化に弱いので室温での保存をします。
冷蔵庫での保存は避けてください。
また、湿気を嫌いますので、通気性の良い場所での保存も必須です。
そして、紅茶は空気に触れることで酸化をしますので、風味が落ちてしまいます。
ですから密閉容器に入れて保存することも大切です。
密閉容器に保存する事で臭いうつりも防ぐことができます。
光も苦手としていますので、こちらも防ぐことができます。
では実際どのような場所で、どのような容器で保存すればいいのか、おすすめの保存方法を紹介します。
まず保存場所は暗所で高温多湿でない場所です。
棚の中にしまい込むのは、湿気が原因となり傷みとカビが発生する恐れがあります。
そして保存容器には、金属製をおすすめします。
紅茶の茶葉をガラス製の保存容器にいれますと、インテリアとしてもオシャレではありますが、ガラス製は紅茶の苦手とする光が入ってしまいますので、紅茶の保存容器には向いていません。
保存容器に入れる際は、茶葉をそのまま容器に入れるのではなく、茶葉の入っていたアルミ製の袋をそのまま入れてください。
その際には袋の口はしっかりとしばることが重要です。
正しい保存をすれば、賞味期限を少し過ぎてしまったとしての風味の劣化は多少防ぐことができます。
賞味期限が1年から2年ほど過ぎてしまっていてもほとんどは飲むことができます。
もちろん風味は落ちていますのでおいしくはありませんが。
ただし、保存状態が大丈夫だったか、カビがはえていないか、茶葉が変色していないかをきちんと確認してから飲むようにしてください。
なかには賞味期限が10年も過ぎている紅茶を飲んだが、おいしく飲めた“という方もいます。
賞味期限を大幅に過ぎてしまった紅茶でも、捨ててしまうのはもったいないです。
いろいろと活用ができますので紹介します。
紅茶は匂いを吸ってくれる性質があります。
蓋を開けた状態の容器に茶葉を入れて、冷蔵庫や靴箱、部屋の隅などに置くだけで、消臭・脱臭効果を発揮してくれます。
紅茶には殺菌作用・抗酸化作用などの有効成分が含まれています。紅茶でうがいをすることで、口の中の乾燥を防ぎ、のどの粘膜を保護してくれます。
そうすることで病気の予防をすることができるのです。
また、紅茶でうがいをすることによって、風邪によるのどの痛みを緩和する事もできます。
これは、紅茶の殺菌・消毒作用でのどの炎症を抑える効果があるからです。
紅茶に含まれるカテキンやアフラビンの殺菌・消毒作用には、むし歯の原因である歯垢(プラーク)を付着することを防ぐ作用があります。
紅茶でうがいをすることで、口の中の雑菌や細菌も除去してくれるのです。
このことにより、口臭を防いでくれます。
紅茶でうがいをすることで、病気の予防や、虫歯の予防、口臭予防など、様々な効果を得ることができます。
賞味期限の切れてしまった紅茶であれば心置きなくうがい用に使えますね。
紅茶にはタンニンという成分が含まれています。
この成分には抗菌作用がありますので、むくみや、炎症、体臭を抑える効果があります。
また、頭皮のケア、エイジングケアにも効果を発揮します。
浴槽にお湯をはり、ティーバックの紅茶であれば2から3個、茶葉はガーゼなどに包んでお湯の中に入れます。
紅茶は炎症を抑える成分が含まれていますので、夏の日焼けした肌にも有効です。
シミや色素沈着を防ぐことができます。
また、紅茶に含まれるビタミンが血行を促進する効果があります。
紅茶風呂につかることによって、体が温まりむくみの解消にもなります。
紅茶は飲むことで癒し効果を与えるだけでなく、様々な活用方があることがわかりました。
もし賞味期限の過ぎてしまった紅茶がれば、うがいやお風呂、消臭剤として活用してみてはいかがでしょうか。